エンジニアのキャリアパスには、スペシャリスト、ゼネラリスト、上流工程の職種へのキャリアチェンジの大きく分けて3種類があります。

年収アップの手段として、スペシャリストを選択するのは手堅い方法です。どの分野のスペシャリストになるのかは自分の得手不得手と相談になりますが、様々な業界で需要の高い、データサイエンティストやセキュリティーエンジニアは将来性からも高い年収が期待できます。

特定の分野で高い専門性を発揮できるスペシャリストが年収を上げようとするならば、資格取得を目指すのがおすすめです。
自身の高い専門性を証明することができ、学び直しを行うことで自身のさらなるスキルアップを図ることができます。

幅広い知識やスキルを有し、一人でさまざまな業務をこなすことができるゼネラリストは、プロジェクトマネージャーなどの管理職を目指したい人におすすめです。システム開発に関わる全般の知識・スキルが必要なうえ、管理職として人を束ねるコミュニケーション能力といったヒューマンスキルも求められ、自分の得意分野以外の勉強も必要になります。
ただ、ゼネラリストとなって管理職を任されるようになれば、年収は上がります。

エンジニアの上流工程の1つに、ITコンサルタントがあります。平均年収は高い傾向にあり、年収アップのためのキャリアパスとして魅力的です。
ITコンサルタントの場合、一般的なゼネラリスト以上に広範な知識やスキルが要求されます。ゼネラリストの経験を活かしたキャリアアップとしてはメジャーな方法であり、ゼネラリストからさらに年収アップを図りたい人は、ITコンサルタントを目指すのがおすすめです。